心構え




人を好きになる

【状況】
話すことが見つからない。何を話したらいいかわからない。

【原因】
その場限りの付き合いならまだしも、長く付き合う人なら問題がある。
その話す相手に興味を持っていないことに原因がある。

【対策】
その人を好きになって、話すことを事前に準備しておく。
初対面のときに好みなど聞き出すのも良い。
その好みを知っていれば、そこで話せばよいし、
知らなければ、後で調べるのもよい。

異性を好きになったとき、その人のことを知ろうと努力するはずである。
例えば、その人の趣味、好み、行動など、観察したり、 話をしたいために、その趣味を調べたこともあると思う。
それと同じことをやると通常は人にも好かれる。
調べすぎは困るが、ある程度調べて、それを話題に出しても 相手は悪い気はしない。



否定的な人

【状況】
相手の意見を否定的に返す人は嫌われる。

【原因】
自分の意見を通したいがために、相手の意見をねじ伏せて、 自分の意見を言ってしまっている。
相手の話を返すとき、
初めに「いや、………らしいですよ。」と、 否定の副詞をよく用いているのが特徴的。

【対策】
相手の意見をまず尊重するのが先で、その後に、自分の意見を言う方がよい。
相手が上司・先輩ならなおさらである。



最低限の努力

【状況】
人から好かれる前に、最低限嫌われたくはない。

【原因】
原因の一つとして、できない自分というものに固執し過ぎてしまい、 人に対する想いが欠けている。

【対策】
まじめさを徹底する。社会人なら仕事をとにかく頑張る。
学生なら勉強部活その他行事など。 そして何より重要なのは、人に言われたことを守ること。
ただし、それが正しいかどうかの判断は怠らないようにする。
そして、時間厳守をすること。人を待たせる行為は時に信頼を失う。
人に対するまじめな態度を持つことで、会話下手さのほとんどは容認される。



周囲調査

【状況】
難しい話題というわけでもないのに、なかなか人の話についていけない。
または、その話題についてわからないことが多い。

【原因】
世間一般の知識も大切だが、それ以上に身内での話題を知る必要がある。

【対策】
周囲調査として、関わる人たちに対して、どんな話題が出るか、 どんな性格なのか調べる。
ここでいう”周囲”とは、(ほぼ)毎日会う人である。
つまり、学生ならクラスメイト、社会人なら同僚・上司・部下 など、身近に接する人に限定する。もちろん家族も。
人生で関わる人の数というのは、ある程度決まっている。
性格や趣味の合う者同士が集まり、自分もどこかのグループに、 決まって関わっていると思う。
対策として、一番早いのは、直接会話をして、その人の好みや趣味などを 聞くことであるが、それがまだできないなら、
”第三者として”人の話を聞いてみる。
つまり、自分はいつもの場所にいて、近くで話している人の話に 聞き耳立てるということである。
そこで、どんな話題を出しているか参考にする。
その人が、サッカーをよく話題に出す人なら、 サッカーについて自分なりに調べてみる。格闘技好きなら格闘技を調べ、 ギャンブルならギャンブルを。
調べるものは、とりあえず、基本的なことでよい。
さらに、基本的なことに加えて、自分の感想を持つとよい。
基本的なことを抑えて、後に、その人と話したとき 教えてもらう立場になって、相手と会話をすればよい。
注意することは、”貴方の話を聞いていたので、 私は貴方のことについて知っている”という雰囲気を出さないことである。
そうすると、相手は警戒さえするときもあるので、 最低でも、「さっき、話聞こえたんだけど、サッカー好きなの?」ぐらいに、 抑えておくこと。



脱無感情

【状況】
心から笑えない、機械のように作った感情になってしまう。

【原因】
周囲の人の感情と自分の感情との違いに焦りを感じてしまい、 感情を出したいという感情が前に出てしまうため、 本来の感情が出てこない。
または、平凡な毎日で今の生活に飽きているなどが原因。

【対策】
自分にとって、変化が大きいと思う環境に身を置いてみる。
例えば、絶叫マシンに乗る、クラブへ行く、カラオケへ行く、 ドライブに行くなど。
何か刺激のある新しいことをすると、脳にもよい。
人の脳は、ある事柄について、パターンが身に付くと、 最初よりは脳を使わなくなる。ゲーム脳がこれに当てはまる。
パターン化された行動により、感情は除外され、 結果として無感情になってしまう。

新しい刺激を探すこと、
新しい刺激を怖がらないこと、
新しい刺激を追い続けることが大事である。




交渉力

【状況】
自分の要求を相手に通したい。

【対策】
まず、相手への要求を高めに設定する。
このとき、断られることは前提として考えてもよい。
そして断られたとき、本来考えていた通常の要求をすると、 相手はその要求が低く感じて応じやすくなる。

言わずと知れた、セールスマンの交渉術である。
例えば、
「今ならこの携帯電話が1万円で買えます!」
話し合いの末、
「わかりました。じゃあ、5千円にしましょう。」
と言うと、その携帯を知らない人は、
”自分が交渉したからこそ安くなった”と錯覚を起こすのである。

さらに、こちら側から出す要求に対して、 嫌な交渉を受けた場合も同様に、この交渉力を知っておくと、 口車に乗らないようにできる。
つまり、計算高い人に騙されないような心構えを 持つことができるのである。



天然な人

【状況】
よく人から天然だねと言われる。
自分にとって、天然な性格が嫌なので、できれば直したい。

nishiが思う天然の定義は 「一般の人とは考え方が違い、回答に関しては正解にかなり 離れることがよくある。」と考えている。

【原因】
一般の人より様々な経験が足りていないか、 経験が多くても考え方が違うため、 人とは違う回答にたどり着いてしまう。
さらに、その考え方について、 視野を広くして考えていないため、早とちりをしやすい。

【対策】
今までの考え方を変えるというのは、 性格を変えるに等しいので、容易なことではない。
今までの時間をかけて、自分の性格が 出来上がってきているので、ある程度の年数はかかる。
訓練するべきことは、
他の人の考え方を知ること
いろんな経験をすること
自分の考え方を振り返ってみること
である。

また別の対策としては、 その天然というキャラの位置付けに自信を持つこと。
狙った笑いではない素の状態の笑いなので、 おもしろいと思ってくれる人も結構いる。






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